インターステラー
宇宙を舞台にした映画の中では
2001年宇宙の旅やコンタクトと並んで映画史に残る素晴らしい作品だった。
難しい物理学の専門用語がガンガン出てくるが、
それを映像として「体感」でき知ることができる。
ブラックホールやワームホールをここまで表現したのも初めてなのでは?
ワームホールから覗き見る別宇宙は本当に美しかった。
それだけではない。
この映画がもの凄いところは、
宇宙の謎多き部分を哲学と合わせて表現したことだ。
重力とはなにか、四次元五次元とは。
人が死に直面した時に体験するという臨死体験とは何か。
それらを全て繋げていく愛とは。
散りばめられた伏線が一気に収束していくクライマックスを
ゾッとしながらしかし釘付けにされ瞬きも忘れている。
涙が溢れそうになる。
悲しいとか嬉しいとか、そんなものではなく
ただただ圧倒的に迫ってくる感情に対して。
3時間にも渡る長丁場だが、まだまだ観ていたかった。
ずっと体感していたかった。
ぜひ映画館の大画面で観てもらいたい。
できればIMAXで。