私の頭の中のHDD

何でもは知らないわ、知ってるのは耳にこびり付いた誰かの言葉だけ

推しが武道館いってくれたら死ぬ

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最初は試し読みのつもりだったのでKindleで購入しました。
でも、これは友達が遊びに来た時に張り切ってオススメしたいマンガだ!と思いたち改めて既刊全部を物理的に書い直しました。
それくらい大好きな作品です。

 

しかし、まずはキャラクター達のかわいさがが抜群で絵もとってもきれい。
実際のアイドル達はそうでもない子も見受けられるけど、このアイドルたちは濃い顔薄い顔セクシーな顔とローカルアイドルとは思えない魅力的な女の子たちが出てきます。今まで「推し」という意味がよくわからなかったけど、なるほどこういうことか!と目覚めました。

 

ついでにいうと、主人公の女性もとっても美人です。これがキモオタ男だったらここまでハマってません。

 

ちょっと百合的な展開もありそこもモゾモゾとむずかゆくトキメキます。

 

ギャグの切れ味とスピード感が抜群。
1ページに1回は声出して笑っちゃいます。愛が濃いゆえの突っ走る姿勢が最高です。

悪者らしい悪者がいなくて、みんなアイドルを推しまくるための人生を必死に生きているだけ。でもその反面のあつい愛でぶつかることもあるけど、それは友情とも損得勘定とも違う独特な関係。

 

ローカルアイドルというある意味一部の人だけが幸せな世界。
どこかの地方イベントなどで出演するくらいしか出番がなく、その中でもヒエラルキーがあり、推しの順位を少しでも押し上げるために給料のほぼ全てを注ぎ込むのに、イベント以外で推しメンと鉢合っても「お金にならないから」と話すこともしない人達。

 

冷静に考えるとかなり狂気を帯びた人達ですが、こんな人達が本当にいるかもということは現実のネットなんかを見ると少し見る目が変わりますね。