2020.2.25Perfume東京ドーム
1.GAME
足音が聞こえた瞬間「まさか…」と鳥肌が立つ。GAMEツアーDVDで観たあれが!今!目の前で!ブーンブブ…というイントロで、観客が無意識にまとっていた不安みたいな空気が悲鳴みたいな怒号のような歓声で一気に爆発して吹き飛んだ。あー今日はやばいやつだ。
2 Spending all my time
イントロの瞬間頭抱えた(今回は何度も頭抱えるハメになった)待って待って、GAMEからスペンディングって今まであったっけ?この繋ぎはずるい。GAMEの余韻が全然残ったままのこの曲は危険。腕ちぎれそう。
3曲めにして絶頂。いつも周りに気を使って大きな口パクをしているんだけど、それさえ感情の高ぶりには叶わず手も挙げられないまま口を覆いずっと涙をこらえてた。辛い時何度もこの歌に背中を支えてもらってたから「わー!」というより「ああ…」ってなる曲。
4. レーザービーム
この曲の時はノリノリというより乱れ撃ちみたいなレーザー光線にみとれる。スモッグが少し焚かれていて、なおさらビームが目に突き刺さる。
5. Hurly Burly
イントロだけで聞いてもめっちゃ好きな曲。この曲がリクエスト多かったってあ~ちゃんが言ってたの意外だった。みんなわかってんねー!
6. だいじょばない
コーチェラで観たリアルタイムで画像処理をしていくあれがここでも!かわいさと忙しさと違和感がマッチしてるPerfumeらしい曲で、のっちの人間業じゃない動きが地味に発揮されるのが好き。
7.ナナナナナイロ
台湾キチなので大好きな曲だけど、ダンスを全部ちゃんと見るの初めてかも。意外とドラマチックな振り付けだった。かわいい感じなんだけど低音がビクーンて響いてくる。
(窒息する)と一息つこうかと思ったらピアノのイントロが少し長めに流れてくる。人差し指程度の大きさの彼女たちに手を思いっきり差し伸べてみる。もしもね、この願いがちゃんと叶うなら、はじけて消えてもいいよ。という存在がそのまま目の前にいる。
9. メドレー
ここからMIXでメドレーが流れる。後ろでPVが流れてるその振り付けを9曲やるのすごくない!?あとなんと言ってもBaby cruising Loveやったこと!ライブでやるなんて!メドレーで終わりなのが本当に悔しい!BcLだけで6時間やってもいい
10. edge
「悪いけど死んでくれる?」彼女たちは笑ってそう言ったに違いない。ペットボトルに手をのばす隙間もない。踊るというより躍る、東京ドーム全体がドン!と沸いたのがわかった。決まった振り付けなんて気にせずどの人も自分の好きなように揺れている。
11.再生
PV観てね、あんな手間かかるのよく作ったなって何度も観かえしてたけど、こうやって全部のフリはしみじみ観れたのはじめてかも。かわいい歌詞と曲調の割にダンスは結構すごいことしてんなーって。すでに人間じゃないのっちを観ながら思ったよ。
12. Party Maker
ここでこれ!?まだ上げろと!?しかも舞台が動いて指の長さだったのっちが腕の長さですぐそこにいるじゃん!煽ってるのか陶酔してるのか、そんな顔で踊り狂ってる。もう、どうなったっていいや…振り付けとか掛け声とかもういい、だから終わらないでお願い…!って思ってた。
13. パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
振り幅な!
14. TOKYO GIRL
最初はそんなに…って感じだったけど、聞くほどに好きになっていった曲。紅白の時みたいにビルに上っていくような演出。今のPerfumeっていうとSTAR TRAINよりもこっちがしっくりくる。
15. ポリリズム
意外とライブでやるのお久しぶり?と思いながら、この曲をやるってことはもうクライマックスなんだなって楽しくも淋しかったり…となるはずが、なんとドームの中でバスンバスン花火ぶち上げやがった!そうか!祭りだ!このツアーは祭りだったんだ!なんか、感動を通り過ぎて笑っちゃった。
16. Challenger
隣のお兄さんはPerfumeと一緒に敬礼してた。その隣もその隣のお兄さんもしてた。
17. MY COLOR
Perfumeは初武道館から来れてるけど、一度だってアリーナになったことない。でもね、この曲の時だけは(あー、会場を見渡せる席で本当に良かった)って思う。想豫してみて、あ~ちゃんは一言だって曲名を言わない。ただ「せーの」って言うだけ。その瞬間全ての人の手がパッと上がる瞬間。鳥肌だけじゃすまない感覚。味わってほしい。
台湾の猫空で最高の茶屋『山水客』
猫空駅から歩くこと20分弱。
初めての猫空だったので有名店に行こうと「邀月茶坊」に向けて歩いていましたが、Google検索では『現在とても混雑しています』という表示がさっきから変わらず出ていました。
のんびりお茶を嗜みに来たのに本末転倒だ、でもここまで来たら行くべきなのか。
そんなことを考えていたら目の前に大きな看板が。
Google検索をかけると評判もいいし、何より眺めも抜群だからここにしようと、山面の急な坂を下りていくと目の前に広がる絶景。
山にこびりついてるくらいの断崖です
こちらにして大正解でした。
バスケットコートくらいのテラスには4人がけ×15テーブルくらいあるんですが、ゲストは3組程度でした。追い立てられる雰囲気もなく本を読んだりPCやったり居眠りしてたりまさに理想のチルスペース!
日なたは暑いくらいだけど高台なのでパラソル下なら風が通る
5月でそこそこ暑かったんですが、屋根もあるし気になりません。せっかくなので温かい台湾茶を妻は冷たい鉄観音と、食事も注文しました。日本語メニューもあります。
台湾茶は最初店の方がやり方を教えてくれました。
茶葉を1缶持って来てくれるんですが、なんとそれを丸ごと持って帰っていいんです!それで1人前480元!九份では1杯で倍近く払ったのに!
1回茶葉を入れれば6、7回は飲める。
持って帰れるなら一番高い鉄観音茶にすればよかった…
食事に関して一つ注意点。
メニューを見ると1品の値段が台北より気持ち高めです。観光値段だから仕方ないなと思って3品くらい頼んだら市内夜市の倍くらい量があって全然観光価格じゃねー!って思ったので、お腹が空いていても1品+ご飯で十分だと思います。
猫空に行ったら目指してほしいオススメの茶屋さんでした!
推しが武道館いってくれたら死ぬ
最初は試し読みのつもりだったのでKindleで購入しました。
でも、これは友達が遊びに来た時に張り切ってオススメしたいマンガだ!と思いたち改めて既刊全部を物理的に書い直しました。
それくらい大好きな作品です。
しかし、まずはキャラクター達のかわいさがが抜群で絵もとってもきれい。
実際のアイドル達はそうでもない子も見受けられるけど、このアイドルたちは濃い顔薄い顔セクシーな顔とローカルアイドルとは思えない魅力的な女の子たちが出てきます。今まで「推し」という意味がよくわからなかったけど、なるほどこういうことか!と目覚めました。
ついでにいうと、主人公の女性もとっても美人です。これがキモオタ男だったらここまでハマってません。
ちょっと百合的な展開もありそこもモゾモゾとむずかゆくトキメキます。
ギャグの切れ味とスピード感が抜群。
1ページに1回は声出して笑っちゃいます。愛が濃いゆえの突っ走る姿勢が最高です。
悪者らしい悪者がいなくて、みんなアイドルを推しまくるための人生を必死に生きているだけ。でもその反面のあつい愛でぶつかることもあるけど、それは友情とも損得勘定とも違う独特な関係。
ローカルアイドルというある意味一部の人だけが幸せな世界。
どこかの地方イベントなどで出演するくらいしか出番がなく、その中でもヒエラルキーがあり、推しの順位を少しでも押し上げるために給料のほぼ全てを注ぎ込むのに、イベント以外で推しメンと鉢合っても「お金にならないから」と話すこともしない人達。
冷静に考えるとかなり狂気を帯びた人達ですが、こんな人達が本当にいるかもということは現実のネットなんかを見ると少し見る目が変わりますね。
初めて電子タバコ買ったけどすごい楽しいのでおすすめしたい
禁煙して7年。タバコ系はシーシャなどはたまに楽しんでいる程度でした。でもいまだに飲んでる時などに少し口さみしくなるので電子タバコを吸ってみようとネット検索して評判が高かったこちらを購入。
「他の人はこちらも一緒に買っています」に表示されていたグリーンアップル+メンソールのリキュールも一緒に買いました。ニコチンやタールなどは入っていません。ただの甘い液体なので身体には一切の害はありません。
説明書は英語だったので使い方が載ってるページを参考にしました。それを見て一回やってしまえばあとはすぐにできます。とても簡単です。
充電やリキュール注入して、吸うまでだいたい20分くらいでした。
さて実際に吸ってみますと、パチパチと少し弾けるような音がしますが水分が口の中に入ってくることもなく深く吸い込みができました。(※パチパチという音は数日すると消えてました。なじんたのかな?)
水蒸気のけむりもモクモクとあがりますので見た目も満足です。友達と飲んでる時にも吸ってけむりが友達にかかりましたがタバコと違って気にならないと言っていました。でもけむりはけむり、量がタバコより多く出るのでそこは気をつけたほうがいいと思います。
これはこの製品のせいではなくリキュールの問題ですが、味に飽きてきますのでいろいろ違うリキュールも試してみたくなります。
ネットで調べてみたところリキュールを貯める部分が本体(主にバッテリー)と一体化してるので水洗いすることは難しいとのこと。掃除するなら綿棒などでアルコール拭きをするらしいのですが、「安いのでリキュールごとに持つ」という人もいました。確かにこの値段なら2本くらい持っててもいいかも。そういえば付属している合皮製のケースですが2本入るくらいの大きさです。
他を買ってない状態で言いますが、初めて電子タバコをやってみる人には値段と使いやすさともにこれを選んで間違いないと思います。
冒険歌手 珍・世界最悪の旅
たぶん、この探検隊はものすごい大変な僻地で大変な目にあっているんだと思う。
第二次世界大戦で日本兵40人が呑み込まれ死亡したという濁流。
ほんの数十年前まで人食文化が残っていた村。
皮膚の形が変わるほど襲われる蚊や部屋の壁にビッシリと蠢いているアレ。
何も頼ることができない大海原で転覆寸前になる船。
もし、文章力がある人ならこのカタルシスをお前らも喰らえと熱気をもった文章で書き上げるだろう。
だって、様々はアクシデントを知恵努力根性でどう乗り切ったのか、それが冒険ドキュメントの醍醐味なのだから。
それが全く伝わってこない
だってこの人は芸能界にいる歌手。
雑誌の募集広告を見て、自分を変えたい、というボンヤリとした気持ちで申し込んだ程度の覚悟で、隊員になってから急いで船舶免許を取りクライミング技術を『神奈川』で学ぶなど冒険に行く前からおぼつかない足元。
いわば僕たちとなんら変わらない、普通の、しかも女性がこの大冒険に挑んだ。
いや、文章の中ではあまり挑んでないっぽい。
日記なのでその日に何が起こったかだけがつづられている。(本には備考として補助の説明文もある)
日本兵40人を呑み込んだ濁流は10行も使わずにクリアーした。
太平洋ど真ん中の危機はすぐに星空の美しさの感想にとって変わった。
ジャングルクルーズを探検してます、みたいなノリだ。
読んでいる自分はどうにか「この冒険は大変なんだ。ジャングルを、絶壁を、ピラニアがいる川を、超えていくのは本当に覚悟がいることなんだ」と補完しながら読み進める。そうしないと脳内カタルシスが溢れてこないから。
それを求めてるのに
彼女の文章はジャングルクルーズを突き進む。
あまりのあっけなさにKindleをめくる指はスピード上げていくが、それさえ簡単に抜き去り彼女はあっさりと人類未踏の山から伝説の犬探しに目標を変えてしまう。
ついて行けない。
この人のバイタリティどうなってるんだ?
次は何をどうあっさり乗り越えるんだ?
興味はそっちに移ってしまう。
いつの間にか読み終わりたくないという感情がこみ上げてくる。
最初は筆者と同じように「なんとなく」読み始めた本だったが、今まで読んだ冒険小説とは全く似つかない気持ちながら自分も結局は冒険を終えることができた。
日記形式なので電車を待ってる時やトイレの中など、少しの隙間があれば簡単にトリップできるのでぜひ読んでほしい。
Kindleだとなおさら「あっさり」いけるのでオススメ。
スプラトゥーンを止めるタイミング
止め時がないというこのゲーム。
皆さんは止めるタイミングの自分ルール作ってますか?
僕は【青い髪で勝った時に止める】です。
なぜそういう止め方かというと、単に青い色が好きなので、ロビーをウロウロしてる時に青い髪だと気分が良いから。
せっかくかっちょえー衣装が多いので髪も自分の好きな色でキメたい。
っていうかそういうルール作らないと餓死するまでやっちゃうから。
でもね!
これが!なかなかできないのよ。
時計はもう1時半を指している。2時には眠りにつきたい。
ここ何回戦かは感じがよく、チョーシもどんどん上がってる。
髪の色も黄色からピンク、ムラサキと来てるから青に近くなってるし。(実際ランダムなんだろうけど、げんを担ぐタイプ)
そろそろ青い色が出てきてもいいかな…そしたら潔く止められるし。
するとさー、エントリー8人中6人がLv20とかでさー、もう一人がLv7でさー、僕はLv14、のくせにいまだわかばシューターを手放せない感じじゃない?
もうバリアがある安心感だけで戦績重ねるタイプじゃない?
バリアいくよ!って「カモン」したら待ってるうちに間違ってすぐR押しこんじゃうじゃない?
みんな集まった時、僕一人バリアってるのを見つめる生臭い視線。
なんだろうね、あのバリア集合の焦り。
と思ってるうちにやって参りました青い髪!
今回ばかりは気合が違うぜ、とはいえども最前線怖いからめっちゃ隅々まで塗ったくってセコく%稼いじゃうぜ。
そういうセコさもお見通し、もちろんボッコボコにされますわ。
なんなの?負ける時は決まって電撃的に攻めこまれて自分のキチの目の前に見知らぬイカが立ってるの何なの?
もうね、こっち16%とかいう圧倒的な負け。天を運に任せるレベルじゃない。
オセロでも2人共同じ色でやればこんな感じなんじゃね?とかね。
秀吉に城を水攻めされたあの人も同じ気分だったんだろうなぁ。って歴史を引っ張りだしちゃう。
時間は2時を過ぎてる。
まだ寝れない。
インターステラー
宇宙を舞台にした映画の中では
2001年宇宙の旅やコンタクトと並んで映画史に残る素晴らしい作品だった。
難しい物理学の専門用語がガンガン出てくるが、
それを映像として「体感」でき知ることができる。
ブラックホールやワームホールをここまで表現したのも初めてなのでは?
ワームホールから覗き見る別宇宙は本当に美しかった。
それだけではない。
この映画がもの凄いところは、
宇宙の謎多き部分を哲学と合わせて表現したことだ。
重力とはなにか、四次元五次元とは。
人が死に直面した時に体験するという臨死体験とは何か。
それらを全て繋げていく愛とは。
散りばめられた伏線が一気に収束していくクライマックスを
ゾッとしながらしかし釘付けにされ瞬きも忘れている。
涙が溢れそうになる。
悲しいとか嬉しいとか、そんなものではなく
ただただ圧倒的に迫ってくる感情に対して。
3時間にも渡る長丁場だが、まだまだ観ていたかった。
ずっと体感していたかった。
ぜひ映画館の大画面で観てもらいたい。
できればIMAXで。